HighScopeカリキュラム視察報告会に行ってきました

日曜に、逗子市文化プラザ市民交流センターに行ってきました。 


でこぼこそだて逗子の世話人をされている、情報検索力が強みの1つのかわしまゆみこさん主催の勉強会にて、葉山の『わかり・あ』というコミュニティを管理されている有川さんご夫婦からアメリカのHighScopeカリキュラムについて学んできました。 


 アメリカのHighScopeカリキュラム視察のお話を聞いて、先週話を聞きに行ったオランダのイエナプランと共通していると思ったのは、『自分で自分のすることを決め、振り返ることができる』子どもが自己決定・自己理解できるようになる教育だということ。 


 HighScopeカリキュラムでは、『問題が起こる前に広く良質な環境を提供する』ことが当たり前にされており、

 ・場所と活動が一対一対応になっている構造化 

・「リソーススペース」と呼ばれる子どもが自由に出入りして落ち着けるスペースがどの教室にもある 

 ・イヤーマフが教室にあり、どの子でもいつでも使いたいときに借りて使えるようになっている 

 ・ルーティーンや手の洗い方など、することが視覚的に掲示されている 


 など、いきなり全てはムリでも、日本でもすぐに取り入れていけることがいくつかあるなーと思いながら聞いていました。 


 また、子どもの観察から始め、 観察 ↓ 状況に対する適応・判断 ↓ 意思決定 ↓ 実行 というOODAのサイクルは、日本の子どもの実態を把握せずにイキナリ計画から入るPDCAのサイクルと違って、子どもの実態に合わせて組んでいけるので子どもにムリなく進めていくことができます。


ゆみこさん、有川夫妻、わたしを含む参加者の方たち全員が、HighScopeカリキュラムと日本の公教育の違いに対する想いを会場で共有した会でした。 


 事が起こってから、不登校になってからの支援に力を入れている大和市で、『問題が起こる前に広く良質な環境を提供する』をプロジェクトを通してやっていきたい!!!改めてそう思いました。 


 大事なのは予防です。


ゆみこさんも有川夫妻もそうですが、主催・参加者の方たちともに、たくさん学ばれているパワフルな方たちで、新たな繋がりができたことも嬉しく思いました。


 有意義な学びの時間でした。


HighScopeカリキュラムについては、7月8日(月)の第3回の会にて少しお伝えしようと思います。


ご参加お待ちしています。

やまとにじいろキッズプロジェクト(旧やまと療育教育推進プロジェクト)

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