星山先生の講演会に行ってきました。
2月15日(土)プロジェクトメンバーの作業療法士と、星山麻木先生の講演会を聞きに川崎に行ってきました。そしてそして講演会のあとに、来年度の大和市での講演会の打ち合わせをしてきました。
以下、星山先生のお話の一部です。
●みんな違ってみんないい=多様性の尊重。種の保存のため、多様であることは強いこと。
●子どもができたことを褒めるのではなく、もともと持っているステキなところを褒める。ありのままの良さを認める。
●海外の学会において、どの国の学者も口を揃えて言う子どもの発達の中で一番大切なことは、「情緒の安定」
●「情緒の安定」=良好な親子関係
親子関係の要因
・自分と親の関係 負の連鎖 親・自分・子誰のせいでもない 関係性の問題
・少数派の子 ハイリスク → 親子支援が必要となる
●外国での早期支援とは、0歳-1.5歳まで
日本での早期支援は、0-5歳 早期支援が遅れている。
早期支援、療育により、家族を支える。
●おうちの方 なぜ自分がイライラしているか?認知、自己理解をし、対応する。
例えば、寝不足でイライラしているのなら寝る。そのことが良好な親子関係の維持につながる。
●合理的配慮
学校や社会は、多数派に優位に作られている。合理的配慮は、当たり前の優しさと思いやり。多数派の子どもたち・少数派の子どもたち どちらも困らないようにルールを変えて調整する。
例えば、鉛筆ではなくペンに変える、読み上げペンを使う、定規を当てて読む など
●なぜ合理的配慮が必要なのかアセスメントに基いて説明できるようにする。そうすることで周囲の理解が得られる。
子どもたちが「みんな違ってみんないい」と思えるように、子どもが出てくるキャラクターを見て「あの子は自分になんか似ている」と思い、子どもたちがそれぞれの良さを活かしてお互いを認め助け合える関係であるようにと作られたYou Tubeです。↓
星山先生のお話が聞けます。
かまくらFM 鎌倉ラヂオレター↓
やまと療育教育推進プロジェクトでは、「いろんな子がいていい」「人と違う個性、人と違う子育てでいいと確認・安心できる場」「子どもを変えるのではなく、どうやってありのままの子どもを周囲に理解してもらうか」を軸に、学びを通して人と繋がるを来年度も続けて行きたいと思います。
2月18日(火)の「多様性を認める子育て」には、プロジェクトメンバーの作業療法士も参加します。
今年度最後の会です。まだお席に余裕があります。↓
みなさまにお会いできるの楽しみにしています。
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